いまいのおもい

  • 桃太郎が鬼を助けてもいいじゃない
  • 愛し合ってるかーい?
  • 桃太郎が鬼を助けてもいいじゃない
  • 愛し合ってるかーい?

小さな気づきから始まる大きなアクション

今でも強く心に残っている新聞広告があります。
キャッチコピーは、「ボクのおとうさんは桃太郎というやつに殺されました」。
涙を流す小さな子鬼のイラストと、子どもが書いたような文字に胸がしめつけられます。そして、下には小さく「一方的な『めでたし、めでたし』を、生まないために。広げよう、あなたがみている世界」という言葉が添えられていました。

実はこれ、日本新聞協会広告委員会が実施している2013年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」の最優秀作品です。
誰もが知っている桃太郎のお話。正義の味方・桃太郎が、悪者の鬼を退治し、「めでたしめでたし」……となるわけですが、鬼の子どもにしてみれば、桃太郎は憎い敵でしかなく、「めでたしめでたし」にはなり得ません。
誰もが知っている桃太郎のお話。桃太郎は正義だ!という当たり前の認識をガラリと覆す視点に、心臓をわしづかみにされた気分になりました。

桃太郎はヒーロー?悪人?

桃太郎が鬼を助けてもいいじゃない

善悪の判断は、立場や視点で大きく変わります。ですから、私自身も、常に自問自答しています。物事を自分の価値観だけで判断していないだろうか。相手の立場にちゃんと立っているだろうか、と。

ちなみに、このコンテストのテーマは「しあわせ」でした。誰かにとっての幸せが、他の人にとっても同じように幸せとは限らない。いろんなことを考えさせられる広告だと思いました。

富山湾から叫ぶ今井もとし
富山湾から叫ぶ今井もとし

今井もとしプロフィール

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